音見鶏

クッキー&クリーム

真田翔: 《クッキー&クリーム》
百合ってめっちゃいいっすよね!!
百合って、なんでいいんすかね!?

01. 初恋サファイア
音見鶏における百合の象徴たるShoco.K氏に歌詞とボーカルを依頼しました。
末永くお幸せに…
Lyrics
ひとつ煌めいた宝石の蒼さに
少しだけ怖くなった 触れたくて手を伸ばす

ふたつ輝いたまだ幼い気持ちは
少しだけのひかりでも(だけれど)素直になってく

初めて聴いた音色
重ねあう指のあいだから流れだしたこと
ねえ気づいてるかな(いま感じているよ)

おしえて初恋サファイア
一度きりだもん
出会いは偶然じゃないんだよね
誓ってもいいですか


ひとつの道ならふたりじゃなくてもいい
それぞれが違う色で(だから)惹かれあったんだ

当たり前になってく繋ぎあう手と手
嬉しいけど切ないけれど
奏でられてるかな(必ず離さない)

どうして初恋サファイア
大きくなっていく愛は気まぐれに弱気になる
笑い飛ばしてみよう


水に浮かんだ白い泡のように
私に咲いた白い花のように
消えてしまうものばかりね
それでもそれでも 永遠の煌めきを

信じて初恋サファイア
ひとつだけだから想いは
運命なんて呼ばない
ふたりで選んだ場所

見つめて初恋サファイア
大きくなっていく愛にふたりの名前をつけた
誓うよいつまでも

02. ずっと
ゆるい日常系の百合っていいと思いません?
そんな雰囲気を目指しました。
Lyrics
目が覚めて 朝ごはん用意
食べて
昼ごはん 気付くと晩ごはん
そうね
いつも通り 何も思うことない
けれど
変わりだす ただひとつの変化
だけで

溶けかけのアイスみたいに
同じ色になってあそぼう

この二人の世界 視線も近い
明らかにしたり顔のあなた
ちょっとだけさきの未来は分からない
1年先は分かるんだけど

期待した感覚のさけび
きっと
思い出す 何度でも何度も
だから

染み付いた絵の具みたいに
一度つくと離れないでしょ

この二人の世界知らない世界
明らかに光る君のひとみ
ちょっとだけ先の未来は分からない
考えようともしないけど
錆びついたギアみたいでも
同じ気持ち私たちなら
この二人の世界 視線も近い
明らかにしたり顔のあなた
ちょっとだけ先の未来は分からない
10年先は分かるんだけど
二人の話 自然に反し
新しく誓う共に歩く
ちょっとだけ先の未来は分からない
100年先も一緒にいようね

03. 穴だらけの少女
百合らしからぬダークネスさですが、私を百合沼に引きずり込んだ某氏のCP観の影響を多大に受けております。
某氏は闇の深い百合が好きです。
Lyrics
あの日伸ばされた 腕に顔を上げ
目が合った瞬間 息をすることも出来なかった

いつもと同じ 灰色の世界
唯一 映える あの蒼空色(そらいろ)が
瞼の裏に焼き付いて 消そうにも消せないんだ
地獄の業火の中にある
手の届かない蜘蛛の糸なんて
ただただ苦しいだけで それでも手を伸ばしてる

穴だらけの僕を塞ごうと
何度も 伸ばされるその手は
抉ってばかりで 皮肉で 嘲笑いが零れた
この穴だらけの心臓に
植えつけられたその熱が
焦がして 締め付けて 僕を狂わせる


笑う君の横にも すっかり慣れたけど
今日も明日もその蒼色(いろ)は 僕じゃない何かを写してる

針山も血の池も
目の前でぶら下がるあの糸を 掴めないことに
比べれば どうということもない
遊びみたいな 痛みだけど
「長い方がずっと似合うよ」なんて
そんな何気ない 言葉一つで
髪を切る それだけのことも
僕は 出来なくなった


ずっと 何かを想ってた
あれだけ見てたんだ 気付かない訳がないでしょう?
僕の 焦がれ続けた 貴女はずっと
無機質な石だけを
それだけを 見つめてた

土の下眠るその人が 憎らしくて仕方ない程
僕は 薄汚くなって 歪んでしまったけれど
そうだ 穴だらけの少女は 僕1人だけじゃなかった
ずっとずっと貴女も 縛りつけられていた

貴女も 僕も穴だらけで夢を見ている
04. Remarks on Color
百合SFっていいですよね。
都市遺構上空を飛行する2少女てな感じです。
ジャンルはDrum'n'Bassです。
05. きみとの明日
いつかは終わる線路に沿って
Lyrics
元町での乗り換えはいつもあわただしくて
ふたりはJRの先頭車に飛び乗った
夜の車内では画面が目立つから携帯を閉じて
流行りのバンドの歪ませたボーカルを聞いた

きみとの冬はいつもさみしい
からっぽの右手
ぼくとは違う未来を描くその左手を

また春が来る
また夏が来て
また秋が来て
繰り返せたら
もう春が来ても
もう夏は来ない
もう秋は来ない
きみとの日々は


わかっていたよ
だから今でも伝えられない
取り残されるぼくは今さら何もいらない

ぼくらは鷹取駅を綺麗に通過した
静かだった
対向車は一瞬の出会いのために
優しく身を寄せてきた

また夜が来て
ただ夢を見る
きみとの出会いを
繰り返せたら
新しい季節
新しい星座
新しいすべてに
きみはいない

かなしく優しいものがみんな好きだから
愛のうたを歌っていたいんだ
嘘でも

また春が来て
また夏が来て
また秋が来て
繰り返せたら
もう春は来ない
もう夏は来ない
もう秋は来ない
きみとの明日は

このまま加速したら
ジョリーパスタの看板も明石海峡大橋の虹色も
飛び越えていけるような気がしてこわくなった
ぼくはきみの手を握ることができなかった
耳元のボーカルは幻や夢のことばかり歌っていた

それでも
それでもぼくは……
06. きみとの季節
(nayati)Shoco.Kさんに唆され音見鶏に戻ってまいりました。爽やかな中に切なさを感じてもらえたらミッションクリアです。
Lyrics
そして ふたりの距離は交じらないままで
桜 今年の桜がきっと最後になるんだろう

去りゆくがわの気持ちは
あまりに簡単に結末(おわり)がきて
ぼくはそうやって何度も
あっけなく日々を見送った

「きみもいつか」
ありきたりなまだ見ぬ哀しみに震える
独りの夜 きみとの春
あと何度手を伸ばせばいいの


そして ふたりの恋は届かないままで
星座 今夜の星座がきっと最後になる

残されるがわの気持ちを
むやみに切り離す結末(おわり)を見て
きみはそうやって何度も
この糸を手放そうとした

「ぼくもいつか」
叶わない光はそれだけで愛おしい
ふたりの夜 きみとの夏
あと何度夢を見られるだろう

星の降る指先に誘われて
思わず踏み出しそうになるけれど
終わるからうつくしい
桜も星のいのちも
恋も


残されるがわの気持ちを
むやみに切り離す結末(おわり)を見て
そうでしょう
きみはぼくを失うのが怖いんでしょう

「きみもいつか」
ありきたりなまだ見ぬ哀しみに意味はない
独りの夜 きみとの季節がほしい

「きみもいつか」「ぼくもいつか」
深い幻の谷間で
独りの夜 きみとの夜
あと何度ごめんと言えばいいの
07. 夕闇に消えた、ひこうき雲。
いつもと同じ、部活帰りの河川敷。
夏菜(なつな)といっしょに帰る、最後の日。
お父さんの転勤が決まり、夏菜は9月から東京の学校に通うことになっていた。
夏菜「ねぇ、今日のイノセン、怖かったね、『ここはもっとやさしく演奏しろ~!!』って!笑」
乙葉(おとは)「夏菜、井上先生のモノマネ、うまいね。」
夏菜「そうでしょ~!」

わたしは夏菜のことが好きだ。
わたしはずっと前から、夏菜のことが好きだった。

夏菜「明後日から、東京の学校か~。私、都会でやってけるのかなぁ。」
乙葉「夏菜なら大丈夫だよ。・・・向こうでも、元気でね。」
夏菜「うん、乙葉もね!」

夏菜との関係が、崩れてしまうかもしれないのが怖くて。
結局、最後まで伝えられなかったな。わたしの気持ち。

夕闇に消えた、ひこうき雲。
08. 百合の花咲く丘で
過去に何曲も出しているのですが、ようやく正式加入です。よろしくお願いします。
コラールを2年前のIII以来書いていなかったので、ちょうど良いかとしっかり書いてみることにしました。

え?終わりの太陽大海原の神話?ゲンシ○ラードン?ゲンシ○イオーガ?大阪地震?西日本豪雨?記録的猛暑?超大型台風?北海道地震?カンケイナイデスヨソンナノ
09. Unnamed Lily (music box mix)
たしかなものはないけれど